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長期優良住宅のしくみとメリット

長持ちする住まいづくりのために

長期優良住宅のしくみとメリット

 住宅を建てる場合、長く使えて、資産価値を保ち続けたいと誰しもが望んでいます。
 住宅を長持ちさせ、次の世代に引き継ぐことで、建替えによる費用が不要となり、住居費の負担が軽減されます。また、住宅の解体や除去によって発生する廃棄物が削減され、環境への負荷を軽減することができます。
 長持ちする住まいづくりを推進するための国の取り組みに、「長期優良住宅」があります。長期優良住宅は、「いい家をつくって きちんと手入れして 長く住まう」ことを目標にしています。

長期優良住宅とは

 「長期優良住宅」とは、長期使用に必要な(1)建物性能の確保をはかること、(2)維持保全計画の策定を行うこと、の大きく2つの認定基準を満たしている住宅です。
 認定基準を満たした住宅の所有者等は、所管行政庁に申請を行うことにより、長期優良住宅としての認定を受けることができます。

(1)建物性能の確保

 住宅を建築する際に、住宅が長期間の使用に耐えうるよう必要な建物性能を確保します。
 一戸建ての住宅の場合、次に掲げる6つの性能項目について、認定基準が設けられています。

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※1 各等級は、住宅性能表示制度の性能等級等と同じです。
※2 床下・小屋裏の点検口を設置。床下空間の有効高さ33cm以上。
※3 専用配管のうち、給水管・給湯管・排水管が対象。
注)共同住宅の場合は、上記に掲げる性能項目に加え、可変性(天井高さ)、バリアフリー性が求められます。

(2)維持保全計画の策定

 住宅を建築する際に、住宅の維持保全を行うための計画を策定します。また、居住時に、維持保全を実施し、その記録を作成します。
 「維持保全」とは、住宅の構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分、給水又は排水の設備について、点検および補修・修繕などを行うことを言います。

長期優良住宅の認定を取得するメリット

 長期優良住宅を建てる際のコストは一般の住宅より高くなる傾向にありますが、認定を受けた長期優良住宅については、(1)住宅ローンの金利引下げや(2)税金の軽減といった国の支援策が用意されています。

(1)住宅ローンの金利引下げ

 長期固定金利住宅ローン[フラット55]を利用する場合、[フラツト35]の借入金利を当初10年間年1.0%、11年目以降20年目まで年0.3%引下げる[フラット35]S(20年金利引下げタイプ)の対象となります。

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<重要>[フラット35]S(優良住宅取支援制度)には、募集金額があり、募集金額に達する見込みとなった
    場合は、受付が終了します。
    受付終了日は、終了する約3週間前にフラット35サイト(www.flat35.com)に掲載されます。

(2)税金の軽減

 住宅ローンを利用して、住宅を新築又は購入した場合、「住宅借入金等特別控除」の適用を受けることができます。「長期優良住宅」を新築又は購入した場合は、一般の住宅と比較して所得税の控除額が大きくなります。※1
 また、「住宅借入金等特別控除」の適用を受けない場合は、一般の住宅を「長期優良住宅」とするために増加した建設費の10%相当額を、100万円を上限として所得税額から控除することができます。※2
さらに、登録免許税※3 、不動産取得税※4、固定資産税※4 を軽減することができます。

※1 平成25年12月31日までに入居した者が対象
※2 平成23年12月31日までに入居した者が対象
※3 平成24年3月31日までこ取得した者が対象
※4 平成24年3月31日までこ新築された住宅が対象

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